皆さん、こんにちは。

(株)One’s Voice代表取締役の佐山裕亮です。

今日は言葉を使う職業にとっての「国語」についてお話していきます。

結論から申し上げますと、かなり重要です。

勉強がものすごくできる、高学歴が必要…ということはないとは思いますが、国語の能力だけは高い方が良いです。

もう少し話をしますと、英語や他の言語ができてネイティブに近い発音ができることは大きな武器になります。

弊社でも英語を話せるナレーターには数多くの仕事がきています。

その辺りのことを今日は少しお話しできればと思います。

言葉を使う職業にとっての「国語」

我々は言葉を使う職業です。

言葉を口にして、形にして、伝わるように話していく必要があります。

声優、MC、実況など、弊社の業務で請け負っている部分は絶対的に言葉を生業としています。

業務内容で多少の差異はありますが、これらは全て国語能力が必要となってきます。

経験からお話をしますと、原稿を直前で直したり、言い換えたり、伝わるように工夫したりというのは日常茶飯事です。

役者の勉強にも国語は重要

例えば声優を例に取って考えてみますと、基本的には台本を読むのだから、国語能力は関係ないのでは…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それは大きな間違いで、基本的なところでは漢字を読んだり書いたりする能力、また感情を読み取る能力や行間を読む能力は必須です。

そこに書いてあることのみならず、そこから読み取れるものや行間の感情など、それを表現するのが役者の仕事。

声優は役者の一業態であるというのが私のポリシーですので、ただ単に演じるということだけでなく、感情や身体の動きなどを深掘りしてほしいと思っています。

声だけでは演技できないですから、しっかりと身体から作って、しっかりと音を出してほしいと思います。

おススメはたくさんの本を読むこと

この力を付けていくためには読書が一番の近道だと思います。

ジャンルは問いません。

小説、随筆、コラム、評論文、ビジネス書、新聞…などなど、活字は世の中にたくさんあります。

満遍なく、またバランスよく読んでいくことも大事です。

そして、読んだら少しでも構わないので、しっかりと感想を残しておくこと。

自分の感情を言葉化することで、まとめる能力や言葉に対するこだわりを養っていくことは重要です。

自ら時間を取らないと読書は難しいと思いますので、将来のお仕事として目指している方はしっかり読書しましょう。

声優やMC、実況を目指す方は声に出すことも大事

そして、読むだけではなく、声に出して読んでみることも大事です。

「自分だったらどういう表現をするだろうか」

「このセリフを自分だったらどう読んでいくだろうか」

「この原稿の難しい部分はどこだろうか」

是非、楽しみながら声に出して読んでみて下さい。

これもジャンルは問いません。

様々なもの、様々な形、様々な感情で読んでみて下さい。

セリフはもちろん、地の文をナレーションのように、またモノローグのように読むことも力になります。

できれば録音しましょう。

そして、それを聞き直して、何度か収録してみて下さい。

その際、自分で目的や目標を持って、それをクリアできるようにやっていくことが大事です。

現在ではスマートフォンなどでも簡単に録音ができますので、しっかりと聞き直して、自分自身で反省したりハードルを設けたりして、しっかり目標を持って下さい。

あとはワークショップを活用する

(株)One’s Voiceでは、代表の私、佐山裕亮がしっかりと指導を行います。

将来目指している方や、現在も声に携わる仕事をしているけどレベルアップしたい方。

また、プロは目指さなくても、話すことを苦手としている方。

少しだけ話し方が上手くなりたい方、歌が上手くなりたい方。

レベルアップを目指している方にはおススメの内容となっております。

上手くなるためには、何よりも経験と回数が大事です。

まずは一歩を踏み出してみて下さい。

One’s Voiceのワークショップ・Voice Upでは、個人のレベルに合わせた指導を行っております。

「ここが上手くなりたい」という聞き取りから始まり、その方に合わせたカリキュラムを実行してまいります。

下記フォームよりお問い合わせいただけますので、どんな内容でもご連絡いただければと思います。

あなたの人生を変えるのはあなたしかいません。

まずはお気軽にご連絡下さい。

あなたのレベルアップのために、全力でがんばらせていただきます。